許せない男
5月ですね。
緑が良い感じになってきましたね。
おひょいです。
さて今日は日頃考えていることを書いてみようかと思います。
男の子はいつまでたってもクルマが好きです。
税金で良いクルマにこだわる議員のジジイどもを見ればわかります。
私だってそんな男の子の端くれですから、
いつだってクルマは気になります。
しかしかつて日本のお家芸でもあった自動車や家電が、
なぜ最近はしょーもなくなってしまっているのか。
いろいろ原因を言ってる人がいますが、答えは簡単です。
「デザインが悪いから」です。
販売結果の数字にビビり、社内政治にビビり、
やたらとマーケティングとか賢い風なこと言って、
一般消費者のダサい感性に合わせに行ってるからです。
そんなんじゃイノベーションが起きるはずもないし、
メーカーとしての気概も何もない。
自動車は街の景観の一部です。
その国の風景を彩る大事な要素です。
この国であんまりダサいクルマばかり走ってもらっては困る、
という矜持がメーカーにないのが悲しい。
おうちの景観に重要な家電も同様です。
バルミューダは家電業界の閉塞感を打ち破って、
価値のあるデザイン提案で成功しました。
今じゃ大手メーカーが真似してますよね。
情けない話です。
ということで、
一度私の独断と偏見と妥協による、
国内自動車メーカーの
「デザインランキング」を考えてみたいと思います。
ちなみに私が欲しいとか実際買うとかとは別の話です。
素直にカッコいいなあ、欲しいなあとなるのは外国車しかないので。
それと、内装も考慮してません。ぱっと見の外見だけです。
ほとんど乗ったことがないからです。
1)スバル
「走る」ことにしっかり向き合っているデザインですよね。
ブレない姿勢で車にマジメ、という感じがします。
素人が気にするライトやグリルデザインがどうこうとかじゃなく、
走るための車体のバランス・造形が素晴らしい。
海外での評価も高いし、売れ行きも良いそうです。
これでボルボのような見た目のデザインセンスがあれば、
完璧だと思われますが、それは今後もないのでしょう。
そして私は生涯買うことはないでしょう。
2)マツダ
2009年にデザイン部門トップの偉いさんが変わり、大変貌を遂げましたね。
それ以前、昔は究極にダサかったです。
「最低品質日本代表アパレル」→「最高機能世界代表アパレル」
となった、ユニクロの変遷と重なります。
マツダの躍進が、デザインこそが最重要であることを物語っています。
チーターを基にしたという動物的なボディラインは秀逸でセクシー。
欧米ではこの「セクシー」という感覚がないとクルマは評価されません。
ただ、さすがに飽きてきたというか、どれも同じで退屈。
次の一手をそろそろ出さないと3年後にはランキング圏外になると思われます。
ま、私が生涯買うことはないでしょう。
3)スズキ
はっきりいって、ジムニーとスイフトだけでこの評価です。
その他のラインナップは語る必要もなければ、
販売の必要もないほどです。
そのくらいこの両巨頭が頭抜けている。
どちらもちゃんと利用される場面に応じた造りになっているからこそ、
良いデザインになっているのだと思います。
ま、私が生涯買うことはないでしょう。
4)トヨタ
日本が誇る世界のトヨタですが、
このランキングはここ最近と今後への期待によるものです。
まだダサい要素はそこかしこに残ってますが、
新しいプリウスや新しいクラウンには希望を感じます。
ようやく変わってきたなあと。
正直言ってこの数十年、
トヨタこそが日本のクルマをダメにしてきたと言っても過言ではない。
その長い低迷期の後就任し、
ついこないだ退任された、
前社長の章男さんの貢献度は計り知れない。
尊敬します。
彼はただただクルマを愛し、
「ワクワクしなければクルマじゃない」と言ってきました。
そのスピリットを受けて、
数年後には1位になっていてもおかしくありませんね。
5位以下は、もうどうしようもないです。
順位もつけられない。
日産、三菱あたりは
形容する言葉もないほどダサいし、絶句します。
街で走ってるのを見かけるだけで
この国の人間は大丈夫かと心配になる。
ホンダは昔は良かったし
軽もそこそこいいんだけど、他が全滅。
それぞれ大昔の代表作は良いクルマなのにねえ。
フェアレディZ・スカイライン・パジェロとか…
このあたりのメーカーは
とにかくデザインのトップか、
または社長を変えるべきですね。
そして、そもそもなぜ国産車がダサいのか。
私が考えて行きついた理由をヒマなので挙げてみます。
【国土・道路・駐車場が狭い】
世界に類を見ない軽自動車の規格があるように、
とにかく土地や道が狭いことから逃れられていない。
そのせいで最も重要なタイヤに影響が出ます。
クルマの主役はタイヤである、
ということにほとんどの人が気づいていない。
クルマは「タイヤが転がるための機械」なのです。
ジムニーがかわいいのは、
大きなタイヤにちょこんとボディが乗っているからなのです。
同じように最近SUVが見た目で流行っているのは、
オフロード走行性能で必須の車高を上げるために
タイヤの径が必然的に大きくなっているからです。
タイヤが大きいとカッコいいことに、
世界中(とくに日本)がようやく気づき始めたのです。
とにかく国産車はコンパクトにするためにタイヤの位置を
広げずにボディの内に内に寄せ、
厚みを薄くし、径を小さくします。
で、相対的にボディがでっかくなって、
セクシーとは程遠くなります。
人間で言えば頭でっかちの短足ということですね。
外国車を見てください。
セダンでもコンパクトでも、
国産車より圧倒的にタイヤが大きく、
ワイドな位置に置かれています。
それが全体のシルエットに違いが生まれる原因です。
【燃費・コスパが好きすぎる】
もうこれは神話というか、過去の栄光というか、
ジャパンイズナンバーワンを引きずりすぎている。
大衆に引っ張られすぎている。
燃費やコスパを気にすれば
自然とタイヤやホイールも小さくなるし、
走りを追求しなくなるし、
ボディデザインも無難になり、つまらなさが極まる。
実は燃費に多少目をつむっても、
カッコ良い車がいいと思う人は多い、ということの理解がない。
国民をバカにしているとすら思う。
【居住性が好きすぎる】
お家が狭かったり小さい車を選ばざるを得ない貧乏性の反動なのか、
車内空間をやたらと広げることに各メーカーが苦心しています。
でも横に広げられないのでどんどん天井を高くする。
そして世にも恐ろしいスーパーハイトワゴンのような車ができあがる。
みんなどんだけ座高高いの?
3階建ての狭小住宅か?
これはけして海外では考えられない発想だと思います。
やはり日本では「動く家」のような心地よさをクルマに求め、
海外では純粋に「走る楽しみ」をクルマに求めることがわかります。
居心地より「クルマをあやつる」ことを重視しますから、
クルマ作りの根本が変わってきますよね。
【スライドドアが好きすぎる】
これは最初の土地や道路が狭いことにも関係すると思いますが、
乗降する人に対しても気配りせずにはいられない、
日本人のビビり体質が表れてますよね。
ドアをぶつけたらどうしよう、的な。
今や軽でも普通車でもスライドドアが人気ですね。
だいたいミニバンがこんなに人気のある国も日本くらいです。
海外ではダサさの象徴のようなクルマです。
スライドドアにすることで、
構造上デザインに多くの制約がかかってきますから、
ダサくなるに決まっているのです。
・・・と、ものごっつい長い文章になってきたので
このへんで終わりますが、
許せないクルマをあえてひとつだけピックアップしたい。
あれ、4種だった。激似。
どれも見事に、私が提示したダサい条件をきっちりクリアしています。
ちなみにスズキにも「ソリオ」があったりする。
激似。
日本のメーカーは揃いも揃ってアホか。
日本の街の景観を損ねるな!
たくさんありすぎる軽のスーパーハイトワゴンの大多数と上記5種は、
この世から消滅していただいてかまわないシリーズ。
以上、おそまつでしたー
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