夏のぬけがら
灼熱炎天下のソフトボール大会で2試合を投げ切った筋肉痛と疲労により、
B級映画のゾンビのようにのそのそ歩きながら
生きてる実感を味わっているおひょいです。
暑い日々に、
一つの美しい詩を思い出しました。
ぬけがらのように生きる日々だと、
一遍の詩がOS-1のように身体に沁みわたります。
手紙
電話のすぐあとで手紙が着いた
あなたは電話ではふざけていて
手紙では生真面目だった
<サバンナに棲むシカだったらよかったのに>
唐突に手紙はそう結ばれていた
あくる日の金曜日(気温三十一度C)
地下街の噴水のそばでぼくらは会った
あなたは白いハンドバックをくるくる廻し
ぼくはチャップリンの真似をし
それからふたりでピザを食べた
鹿のことは何ひとつ話さなかった
手紙でしか言えないことがある
そして口をつぐむしかない問いかけも
もし生きつづけようと思ったら
星々と靴づれのまじりあうこの世で
〈 谷川俊太郎詩集【手紙】より 〉
今や31℃なんて涼しいほうですね!
そのくらいしかコメントできない…
こういうのを味わってしまうと、
自分の書きモノが恥ずかしくなって
言葉が書けなくなってしまいます…
よって、おわり。
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