泣く男


おもちがあんまり好きじゃない人がけっこういることに愕然としています。

おひょいです。



思いもよらずひどかった、

という映画は人生でけっこうありますが、

思いもかけず良かった、

という映画ってほとんどないですよね?

経験上、50本に1本もないんじゃないかな。


それがあったんです。

びっくりしました。

2015年の「予告犯」です。


年末年始の暇つぶしにミステリードラマでも観るか、

伊坂幸太郎原作の映画

「アヒルと鴨のコインロッカー」の中村義洋監督だし、

戸田恵梨香が出演を決めてるぐらいだから

そんな外すこともないだろうなーくらいの感覚で

何気なしに観始めたのに、終わってみたら…


泣きました。

震えて泣きましたよ。


原作のマンガは知っていて、

当時は途中まで読んでやめちゃった気がするんで、

逆にラストまで読まないで良かったーと思いました。


詳しい内容は書きようがないのでやめときます。

大好きな考え方、テーマでした。

明らかにされる動機、回収も素晴らしい。


気になった人、

もしくは自分が底辺の層にいると思っている人は、

観るしかないです。


しかしまーキャスティングは豪華極まりないです。

あらゆる脇役まで、

今ならみんな主役が張れる人ばかりです。

なかでも濱田岳、荒川良々は最高ですね。


こういう映画がたまにあるんだと思うと、

夜もオチオチ寝てられない、おひょいでした。




【Today's Words】

「あなたにはわからない。

 小さなことでも、それが誰かのためになるなら人は動く」


主人公の逃走を手助けして逮捕され取り調べを受けた、

何の関係もないバイト店員の言葉。


これ。ほんとにこれ。

この映画のメインテーマでもありますが、

日頃私を突き動かしている信念と同じです。


わからないやつには一生わからない。

そんな人間がいて、そんな世界がある。

それでいい。

おひょいさんのおたより

安心してください。 あなたの選択はいつも、 今までもこれからも正しいです。

3コメント

  • 1000 / 1000

  • おひょいさん

    2023.01.23 02:30

    @おくらあとね、感受性が尋常でないわが息子といっしょに観てたんだけど、彼にも残ったものがあるみたいで。 新聞を目にするたびに「シンブンシだ!」って言うし、「ヒョロの顔がな、夢に出てくるねん」「あのあとお父さんに何かできたかなあ」「傘返しに行けたかなあ」って、物語のその後を心配してました。
  • おひょいさん

    2023.01.23 02:18

    @おくらおー!観てくれましたか! うれしいですなー ほんと「え?それだけのために?」って、そこへ話をもっていくのが衝撃的でめちゃくちゃ良かった。 普通、エンターテイメントって小説でもマンガでも映画でも「あいつはそんな壮大なこと考えてたのか!泣けるぜ!」方向に向かって感動させるのがパターンなのに、これは逆。そこに価値が詰まってた。日本人にしか作れないんじゃないかと思っちゃいますね。
  • おくら

    2023.01.22 00:48

    よかったよ!とっってもよかったよ。 人を陥れたり、権力を持ったり、「人の上に立ちたい」って本能的な欲(心理?)だと思うけど、とても虚しく脆いもので、 人を満たすものって誰かのために動けることなのだと思いました。 それだけのために!!